子供に「お母さんやっぱり国語得意なんだね」と言われた話

このブログを開設して5週間ほどが経ちますが、正直閲覧数0です。

でも別に構いません。そのうち伸びるでしょう。。。(希望的観測!)

 

下の子が、勉強について、夫(子の父)からこってり叱られました。

叱るっていうか、夫は叱り方、伝え方がとてもへたくそなので、ほぼ怒っていました。

 

(余談ですが、伝え方がへたくそな件について、うちの夫の言い分としては、

 「どうせ言ってることは同じなんだから、言葉選ばなくてもいいだろう」

 というものですが、その割にまあまあ強い言葉を敢えて選んでいることが伝わってくるし、

 『言葉を選んで伝えるということは、相手の人格を尊重し、また相手に寄り添う行為であり、

 それをしないということは、不必要に相手を傷つけること。

 話し手の意図を少しでもたくさん伝えたいなら、相手を傷つけないほうがより多く言いたいことが伝わるはずだし、翻って自分のため、お互いのためにもなる』

 というのが私の理屈なので、夫の言ってることはさっぱり受け入れられません。

 夫のはただの自己満足と言わざるを得ない。以上。)

 

 

それに対するフォローを入れるべく、二人で話をしていた時のこと。

子供の話を聞きながら、親サイドにも抜けていたことがあったことを確認したので、それを謝りつつ、じゃあお父さんにそれを伝えてみよう、今後はこのように取り組めばいいと思うけど、あなたはどう思う?

など一通りやりとりし、お母さんはこう思ってるんだ~これこれこうこうで~~

と話していると、突然子供が

「こうやって聞いてると、お母さんが昔国語得意だったっていうの本当だったんだなってよくわかる」

と突然言い出して。

 

私、わかりやすく話すことができ、かつ淀みなく説明できてたのかな、

と単純に嬉しかったけど、

でも本当は、私は全然話し上手ではありません。

 

私は普段、あまり自分のことを話しません。

私の話なんてつまらないだろうし、誰も興味ないだろうし、そもそも話し相手がまずいない。

自分の話をアウトプットする機会が圧倒的にない。

ないし、いざアウトプットする機会があったとしても、その後一人反省会をするタイプ。

なので、自分のしゃべりには全く自信がありません。

 

また、人の話をさえぎって自分の話を繰り出す人っているじゃないですか、

あの手の人にだいたい邪魔されてきました。

なので、相手次第では「私の話が邪魔されるかもしれない」と焦りを感じ、伝えたいことも伝えられないまま、自分のターンを相手に譲り渡すパターンが多かったり。

 

(これまた余談ですが、人の話をさえぎって自分の話を繰り出すタイプの人、

 だいたい中身がないし、論点ずれてるのに得意顔で延々話を続けるから誰も止められなくて更にのさばりがちだと思うの。だもんでいっつも自分のターンだから話がより上手になっていくんだろうな。ひたすら腹立つわー笑

 でもそういう人が一通り語り(まあ中身のない批判が)終わり、「はいこの件は終わり~」感を出されたあと、「じゃああなたは結局どうすればいいと思いますか?」って聞いたら「なっ…!」って言って固まってたのはいい思い出。本当に「なっ…!」って言ってた。私はその「どうすればいいか」が話したかったのだ。)

 

でも、信頼してる相手と話していると、そんな焦りとは無縁の、ちゃんと私のターンが尊重される世界があって。

だから私も落ち着いて、十分なアウトプットができるわけで。

 

なので、お母さんは確かに国語が得意だったけど、それを引き出させてくれたのは、

子供がちゃんと人の話を聞く態度をとれる子だから、なんだと思うの。

 

どんなにいいものを持っていたところで、それを邪魔する人がいる場所では、持ってないのと同じことになってしまう。

または、邪魔する人と戦うという余計なコストが生じる。

 

特に社会で活かされることのない私の持ってるもの、「国語」を引き出してくれる子供がいて、

お母さんは幸せだなぁ(あと私の育て方間違ってなかったんだわーおほほ)

と感じた一コマでした。のろけか。以上。